2013年12月27日金曜日

歌うことは肉体労働

個人レッスンしてきました。

ヴィヴィアンに肩を並べるて歌えるようになりたいという想いが募るとがんばれます。(無理だけど、、、)

普通に「慕情」を歌ってから、今度はクラシックの技法で歌う練習をしました。

子音は暫く封印して母音だけで、頭蓋骨の中央から後ろに向けて発声するつもり。

背中をいくらか反らせて、リズムを背中で取る感じ。

そして背中から鼻腔の前方のV字の鍵に引っ掛けるようにして発声。

かなり抽象的な指示ですが、何度も何度も言われていると、しだいにこんなことかなというイメージが出来上がってくる。(言うほうも粘り強い性格でないと、しだいにいやになってくるだろうな、、、)

油断するとすぐに、声が下に落ちてしまう。

声を落とさないように背中で引っ張りながら響かせる。

落ちるとやり直し。

てなことを一時間続けていたら、ヘトヘトに疲れて脚の付け根あたりが痛くなってしまった。

歌は肉体労働です。

2013年12月24日火曜日

ぶっ飛びました!

一昨日はラブラヴォーチェの美メンタルアップコンサートの最終回に行ってきました。

紀尾井サロンホールは80名ほどの座席を有する自宅のサロン風の小ホール。(実際の自宅はこんなに広くないけど)

身近な距離で聴くプロの歌声が好きです。

それにしても楽器の演奏を聴いて涙腺が緩むということは滅多にないのですが、歌だともうたまらなく泣けてきます。

ドナドナという曲の子牛は収容所に連行されるユダヤ人のメタファーなのだそうですね。
そうした前説を聴いてから歌を聴くと理解が一気に深まるので悲しくなってしまう。
折しも映画「サラの鍵」(1942年フランスで起きたユダヤ人一斉検挙事件を題材とした悲しい映画)や「Fateless」を観たばかり。

さらに新南田先生は再来年リトアニアで初演するオペラ(ユダヤ人から観た日本人の英雄、杉原千畝を題材にしたオペラ)の脚本を書き上げたばかり(って、もうできたのかな?締め切りすぎてるはずだけど、、、汗)

迫害の歴史は悲しい。にもかかわらずイスラエルで行われている殺戮は何なのか。


そして昨日はラブラヴォーチェの弟子達によるクリスマスコンサート。
一昨日のコンサートは言わばプロなのだから当たり前に上手なわけです。
ですが、昨日のクリスマスコンサートは全員アマチュアにもかかわらず、「え?うっそ??みなさんアマチュアなの???」なんだか新南田先生がたくさんいるみたい。

ぶっ飛びました!あたいは!!

サムライとはドビュッシーがまるでちがいます。

あ、ラベルが違います。

あ、あ、レベルが、、、。しつこいか、、、。

そして一つ小さな発見が。

サムライのがっちゃんから聞いたのですが、私たちが普通に思っている以上に、鼻でブレスするので鼻息が聴こえるのだそうです。
ほんとだ!鼻息が聴こえる。ノイズをホールに響かせていいのか?などと言うやぼったいことはそのへんにポイ!それくらい鼻腔を開くことを意識して始めて響かせる発声ができるのですね。

サムライのみなさん。鼻ですよ鼻!そしてびっくりした顔をしてわさびポイントに響かせる。

いやー、いつかヴィヴィアンと肩を並べ歌えるようになりたい!

2013年12月19日木曜日

今年最後の練習 

早いもので今日が今年最後の練習でした。

今日は荻島先生によるビートルズメドレー。

まずはいつもの発声練習から。

☆母音 o
特にバリトン、バスは地鳴りがするような深い響きを足から出すつもりで。
アルペジオで音が上がる分、下に持って行く感じ。

☆母音e
平べったくならないこと。
顎の下で発音するつもりで。(あああ、、、)
日本語のeは薄く横になる傾向がある。EURのeは日本語より深いので注意すること。

最初に発声したトニックをベースにしてステップアップしていくこと。決して一つ一つの音を造り直してはいけない。
うん、これならわかる。フルートでよく音を後押しするもの。。。

アルペジオで上に上がって行く時は、decresc.しながら滑らかに。
ああ、これもわかるわ。フルートでも同じ練習が必要だもの。

歌の先生は色々観念的な事を言うので、自分にとってイメージしやすい方法を取り入れる事。(明示的でないことをイメージすることがかなり難しい、、、トホホ)

fpは引いた後も緊張感を保つ事。そうでないと情けない感じになる。

オクターブの跳躍で音程が取りにくい。
私だけ、、、。
来年の練習日まで特訓するのだ。

2013年12月16日月曜日

相原第九のある音楽祭 無事に終える

バラエティに富んだ第九のある音楽祭を無事に終える事ができました。

楽しかった。

サムライを指導してくださった先生方に感謝です。

1,600名収容可のホールを満席にはできませんでしたが、それでも精一杯演奏した後の大きな拍手はとても気持ちいい。

ゲネプロの段階で先走りしたり、不安になりましたが、本番ではいい緊張感が手伝ってか大きなミスはなく、まずまずだったでしょうか。
開演直前のカーテン裏
開演直前のカーテンの裏
「さあ、いよいよだぞ。みんなテンション上げてね。」とパチリ。
すると誰かが、「場内撮影禁止ってアナウンスしてるよ。」
一同静かに爆笑!

2013年12月14日土曜日

第九 本番前日

本番前日の練習と舞台作りの準備でした。
 ガムランを載せる木製の台のキャスター部分の釘がやたら出ているので、カナヅチでトントン打ち込んでいたら、伊勢谷先生から、「あ、それは抜き易いようにわざと頭を出してあるから打ち込んじゃダメよ。」との指摘が。
もう、打ち込んじゃったもんね。
舞台の大道具ってやつにはいろんなノウハウがあるようだ。
練習は、もう明日の本番前ゲネプロを残すだけ。

バシッと歌い切って、美味しい打ち上げが待っている〜ルンルン♪

2013年12月13日金曜日

相原「JOY」のバーニャカウダ

昨日は定例の練習日。

いつもの練習場所「オペラ季節館」は第九のオケの練習のため、我々は近くの市民センターの音楽室を借りました。
風邪気味の東先生
 もうだいたいできているつもりでしたが、細かな発音の修正などを要求されるとなかなか難しい。
極めようと思ったら、そうとう難しいのだ。
そして、プロのソリストでも第九はとても緊張して膝がガクガクする曲なのだそうです。

終了後は相原駅前「JOY」にて野菜のバーニャカウダ。
うまうまのバーニャカウダ
美味しいものにありつけて幸せ♪

2013年12月11日水曜日

イベント演奏を終えて

いいお天気でした。

厚木の山の中の結婚式場で行われた某会社のイベントで歌ってきました。
テンションを上げて、その気になって。

聴衆にどう聴こえているのか興味があります。

早く録画を観てみたいような観てみたくないような、、、(笑)。

2013年12月8日日曜日

第九はオケとの初合わせ

オケとの合わせでした。

始まってすぐに、今年初参加のテノールの方が、「生オケをバックに歌うのって実に気持ちいいですね!」と言っていました。

そうでしょう!

だから第九は最高に楽しいのです。

残すは、本番前日と、当日の本番前ゲネプロのみ。

いくぜーーー!!

2013年12月5日木曜日

イベントショー本番前、最後の練習

いよいよ来週はイベントショーの本番。

今日が最後の稽古。

本番の衣装に身を包み、その気になったつもりだが、先生からは痛い指摘がたくさん。。。

「♪宇宙の彼方、イスカンダルへ、運命背負い、今、飛びたあつー♪・・・」

先生がピアノの手を停めて、
「みんな!地球を救うために、宇宙の彼方のイスカンダルに行くのよ!本気で行くと思ってないでしょ!帰れないかもしれないのよ!!それだけの覚悟が本気であるの?その覚悟が感じられないわ!」
「もしかしたらこの演奏が最期になる人が、我々か、聴衆の中にいるかもしれないのよ!そうだとしたら、どんな気持ちで歌うの?そういう本気の想いを込めて歌わなかったら、伝わらないわよ!!」

うーん、これまでに何度と無く言われてきたことです。

合わせようとか、歌詞を間違えないようにしようとか、そんな余計な想いはかなぐり捨てて、本気で歌うのだ。


と、言う事で大幅に練習時間を超過してしまい、写真撮影もしそびれてしまった。
なので、自宅で撮影した衣装をね。

2013年12月3日火曜日

本番会場の下見

今日は来週に迫った本番イベントショーの会場をアキラちゃんと下見。

厚木の山の中にある結婚式場なのだが、すごく奇麗。
いやー、こんな素晴らしい会場で歌うのかと思うと、早くも緊張感が、、、。

そだ、ここで結婚式挙げてみたいかも。

そしたらきっと、サムライはノーギャラで出演してくれるでしょうしね(笑)。

問題はそういう予定が全くないことだが、、、。

2013年12月1日日曜日

伊勢谷先生による指導

今日の第九はオペラ季節館の伊勢谷先生による指導でした。
本番まであと二週間、集まる人数も増えて練習は熱気がムンムン。
伊勢谷先生が指揮をするので、荻島先生はソリストのパートを歌っていました。
やっぱ、プロはうまいなあ。この技術の一億分の一でいいから欲しいものです。

昨年の本番演奏では、327小節のvor gott.が盛り上がりの極みで、これ以上出ないだろうというくらいの声量のffで終えたのですが、なんと次のAllegro assai vivaceに入る前に観客から盛大な拍手をいただきました。
このように曲の途中で拍手が起きることはまずありません。

これは演奏者の仮装行列のようなコスチュームに聴衆が自由に楽しんだことと、歌う側の熱意が拍手を起こしたのではないだろうかとのこと。
今年も服装は自由。思い切り目立ってかまわない。 ふふふ、何着ていこうかな、楽しみ♪

ドイツ語の発音は子音をしっかり出す事。
先生は日本語の発音が第三者にどのように聴こえるのか考えるそうです。
日本語は普段使っていて瞬時に意味がわかってしまうので、なかなか第三者になり切る事は難しい。
恐らく、サラサラッとした響きなのではないかとのことです。
フランス語はモシャモシャ、英語はリエゾンが重要で、米語はモゴモゴした感じ?

ppでは、ガヤガヤしている所でヒソヒソ話しをする要領で。
つまり、子音を立てて、響きを犠牲にしないこと。

いつになく熱の入った二時間半で、楽しかったよん♪