2014年12月29日月曜日

クリコン 無事に終了

いろんなハプニングがありましたが、無事にクリスマスコンサートを終えることができました。

愉快な仲間と講師陣に感謝です。

サムライの次回の本番は2015年1月16日川口リリアホールで歌の華祭第二弾です。

2014年12月22日月曜日

クリスマス

サムライは障害者施設のクリスマスパーティーに出張演奏してきました。

ディズニーメドレー、オー・ホーリー・ナイト、アンコールに宇宙戦艦ヤマト。

メンバーの力量不足を補うべく荻島先生にも入ってもらった。

アンコールは用意していなかったんだけど、大きな拍手とリクエストに応えるべく、ピアニストは楽譜なしで演奏。

すごっ!

我々の拙い演奏でも喜んでいただけてみんなが幸せ。


そして明日は早稲田でソリスト達のご厚意によって彼女達にまざってクリスマスコンサートに出演です。
楽しい年末なのだ♪

2014年12月15日月曜日

歌の華祭 無事に終えてちょっと自画自賛

プロの演奏家に混じって出演しました。

プロの人たちはほんとうに上手(当たり前だけど)。

いいのかな、ほんとに。

リハではピアノに遅れているとの指摘が。

発音の頭の子音を拍の前に持ってくるように。

本番のホールではピアノがよく聴こえない。
さらに自分たちの響きがない。思っていた以上に響かないホールなのだ。

ピアニストから「顔が硬くなっていますよ。ぐちゃぐちゃに崩すといいですよ。」
とのアドバイスをいただき、鏡に向かってやってみた。

なるほど、鏡に映る余裕の全くない顔はいつもの自分の顔ではない。


人は極限状態になると変わるのか、、、ってそれほどかい!

もう、やるっきゃない。

舞台は私のもの。

観客の心を鷲掴みにするつもりでステージに。

幸い、照明がキツくて観客が全く見えない。

技術的な問題はいろいろあっただろうけれど、サムライは持てる力を精一杯出して演じました。

メドレーの途中、テノールとバリトンの掛け合いが終わると大きな拍手が、。

このブログにもお客様からよいコメントをいただくことができました。

声楽をやっている友人は忌憚のない意見をズバズバ言うのですが、サムライはとてもよかったと、これまたよい評価をいただくことができました。

専門家が長く勉強するようなスタイルの習得や技術の積み重ねなく、人の心に訴える「味」とは何なのか?

会場まで足を運び大きな拍手をくださったお客様、公演の機会を与えてくださった伊勢谷先生、懲りずに地道にサムライを指導してくださった諸先生方に感謝なのだ。

サムライはこれからも「味」の追求に邁進しまあす!

2014年12月8日月曜日

歌の華祭 本番前の通し稽古

プロの演奏家と本番前の通し稽古。

やはりプロは余裕だな。

うまいもん。

荻島先生語録。

アマチュアは音を楽しむ。プロは音で楽しませる。


いよいよ今週の金曜日にサムライはプロと一緒に音で楽しませるのだ。

2014年10月24日金曜日

荻島寛樹先生と荻島琴子先生が常勤講師に

荻島寛樹先生と荻島琴子先生がサムライの常勤講師になりました。

シロートっぽい質問にも的確に言葉を変えながら説明してくれる荻島先生とその奥様のピアニストの琴子先生。

琴子先生は音大のピアノ科を首席で卒業とあるではありませんか。

「首席」って何ですか?首って字があるけど、できが悪くてクビになったってことですか?

一同、爆笑!

首席って学年で一番なんですね。すごいですねえ。

「いいええ、たいしたことありませんよ。指も動かなくなってるし。」

と笑顔でご謙遜。

シロートの私が褒めても説得力に欠けますが、お二人ともいつも見事に演奏されます。

そして人柄がとてもいい。

こちとらへっぽこでご迷惑かけますが、よろしくおねがいしまあす。

2014年10月10日金曜日

12月の本番三本に向けて

サムライはしばらく定期演奏会の予定がありません。

本番がないと、練習していてもイマイチ気合いが入らないなあ、と思っていましたが、12月に小さな本番が三本入っています。

内容は編集途中ですが、、、
この他に施設訪問演奏。

サムライの演奏会ではなく、大きな企画でのゲスト演奏なのですが、三本あると準備に気ぜわしくなる。

昨日は総監督が練習を観に来ました。
これまでの成果を披露したのですが、歌い終わると荻島先生は渋い顔。。。

どうも期待通りじゃないみたいね、、、。

先週の練習ではベタ褒めだったんだけど、何が変わってしまったのだろうか?

そこが自分でわからないことが問題だな。

ああ、大きな声で歌えて気持ちよかった。
という自己満足で終わっていいわけがないよね。

2014年9月19日金曜日

楽譜がボロボロ、、、

我々が使っている楽譜は、サムライ結成当時の楽譜のコピーのコピーのコピーだろうか。

既にいくつもの書き込みがされているものを何度もコピーしているから、結構見にくい。
このページはまだマシですが、、、
毎回のレッスンで注意事項をたくさん聴くのだが、楽譜に書いておかないと忘れるんだよね。(書いても忘れるっちゅーに、、、)

そこでマックに楽譜を入力してみた。
いいよねえ。

奇麗だもの。

しかもマックが自動演奏してくれる。

練習にもなるではないか。

これで、新人が来ても常に新しい奇麗な楽譜でスタートできるってわけで、サムライの体制もバッチリだよね。

よし、これで行こうと思ったものの、A3プリンタがないのだ。
最近A4プリンタを買い替えたばかりなのに、またA3プリンタを買うのもなんだかなあ、、、。

誰かあ〜、A3プリンタ持ってませんかあ〜。


昨日の稽古も多くの指導を受けたのだ。

*身体と地球の裏まで底なしで響かせるイメージを持つこと。
*響きの底と天井を作ってはいけない。
*口の形は作らないこと。母音は口の中から出てくるもの。
*テンポ感を身体で常に感じること。テンポの刻みはスパイスのようなもの。

稽古を録音してみんなで聴いてみた。

うーん、録音って残酷だな(笑)。

2014年9月12日金曜日

音楽は面白い

なんで音楽は面白いのだろう。

奇麗に響く協和音程を積み重ねた12の音は13番目に元に戻らない。

無限の宇宙を感じさせる音の積み重ねは、ビッグバンを想起させるが一周すると24セントずれるのは別次元空間でのドップラー効果故か、、、。

既存のスタイルを打破しながら常に新しい音楽が生まれて来た時代背景、歴史を観ることも面白い。


そんなことも音楽の面白さだけど、なんつったって自分で歌うことが一番だよね。

昨日の稽古は少し早めに稽古場に行き、Sexy部長こと団長と自主練習。

三度のインターバルで歌う時、Sexy部長に引っ張られるところを修正。

何度もやってみたら奇麗に響くようになって嬉しいのだ。

じじいでもやればできるって実感できた時が音楽の面白さだよね。

全員の稽古でもうまく行ったのだが、通した時に音程が取れなかった。

散々練習したのに凹むのだ。

でもまあ、段々とできるようになった実感があるのだから、きっと次回は完璧になるさ。

こういうことが我々にとっての音楽の面白さなのだ。


2014年8月29日金曜日

「演ずる」とは

数ヶ月後の本番演奏がいくつか決まったのに、期日までに仕上がるだろうかと不安になるような前回の稽古でしたが、昨日は案外バッチリ揃ったので嬉しい。

♪バぁラが咲いた〜♪ 

バラを頭の中にイメージして歌った時と、安易に流れで歌った時と違うんだね。

どこがどう違うのだろうか。

機会があったら、指揮者のポジションでじっくり聴いてみたいもんだ。

先生がその違いをしっかり把握して、イメージするように指導すると、ずいぶん変わるらしい。(らしい、と言うのは自分ではどうもよくわからないまま、言われた通りイメージするよう努力することに夢中だからね)

音程だとか、ダイナミクスだとか、発音の仕方だとか、あらゆる音楽的技術的諸注意事項に気を取られると、つい対象をイメージするだとか、気持ちを込めるだとかいう情緒的注意事項を忘れてしまう。

先生曰く、情感豊かに聴こえるようにする技術ってもんがあるそうです。

まずは情感を込めて歌うことで、そのように聴かせることができるそうですが、そのように聴こえる技術を修得するといいのだそうです。

技術を知らずに只管想いだけを込めて歌うとどういうことになるか。

そうです。

場末のスナックのヨッパライカラオケおやじになるのです。

冷静と情熱の間で俯瞰しながら自分の演奏を聴く自分が必要なのです。

演じるとはそういうことのようです。

シロートにはなかなか難しいなあ。。。

そんでも、そういうことを考えながらいろいろ試すって楽しいじゃないか。

12月にはプロに混ざって「演ずる」のだ。

くーーー、ワクワクするなあ!

2014年8月21日木曜日

オペラショウ 歌の華祭に出ます

暑い中、年末の訪問演奏に向けて、ディズニーメドレーを練習。

もう一つ、プロの演奏家のコンサートに出演する機会が得られました。
サムライはフォークソングメドレーを歌います。

プロにまざってシロートが演奏するわけですが、オーディエンスはそんなこと知ったこっちゃないわけで。。。

緊張するなあ。

フォークソングメドレーは既に何度も披露しているのですが、出られないメンバーがいるのでフォーメーションを変更したら、途端に揃わなくなった。

先生、よろしくたのむわ!

今日はだいぶ時間を超過して稽古してもらいました。
先生、できん子ですんません。。。

2014年8月7日木曜日

暑さに負けず

先週は講師の先生不在の団員だけによる自主練習。

誰もピアノを弾けないので、伴奏の録音をPAに繋いでね。

ですが、講師不在でピアノも不在となると、サボリ癖と言いますか、数曲歌ってすぐに飲み会に。

この気楽さがいいね。

少数精鋭で愉快な仲間って実にいい。


で、今日は久しぶりに荻島先生による厳しい(?)レッスン。

長い音で歌うところは、つい音を伸ばしがちになる。

対策はと聴くと、裏拍まで数えながら歌うといいよと。

なるほど、場数を踏んだプロはすぐにソリューションを提示してくれる。

年末、年始に向けて本番演奏の機会があるかもしれない。

やっぱり本番が控えていないと気合いが入らないよね。

あるかも知れない本番演奏に向けて、暑さに負けずにススムのだ!

2014年7月18日金曜日

ディズニーメドレー

サムライが結成された頃に演奏していたディズニーメドレー。

旧いメンバー以外は知らないのだが、改めてこれをレパートリーにすべく仕上げることを目指して練習している。

講師は荻島先生。

他のパートと交替できるように、そして他のパートを理解しながら自分のパートを歌えるようにすることでアンサンブルの質を高めようと言うことで、全員でメロディーを歌い、次に全員でバリトンを歌うなどしてから、パートを分けた。

なんか普通の合唱らしい感じがするけど、これはこれで面白い。

それにしてもバスが長期出張で不在なのが寂しい。
早く戻ってきてくれ〜。


荻島先生語録
「休符にこそ音楽がある。」
うーん、言われた瞬間に名言だなあと思った。
「ソロ回しは次の人にバトンを渡すイメージで、相手の顔を見て渡すこと。」
なるほどね。

音楽のシロートにはこういった新しい発見が嬉しくてしかたないのだよ。
音楽って面白い。

これでいいのだ。

2014年7月8日火曜日

市民センター祭りダイジェスト

近所の市民センター祭りで30分ほど歌ってきました。

直前にバス担当が仕事の都合で参加できなくなり、急遽アレンジを変更したりとあわただしかった。

本番当日のリハがどうしようもなくひどく、どうなることかと思いきや、なんとか演奏することができました。

ダイジェストを公開します。
五名の合唱と直前にお願いしたピアニストの堀家さんによる演奏です。

いろいろと思うところのある演奏なので、繰り返し聴くことは禁止でお願いします。
え?一回聴けばアラがわかるって?

まあ、ご容赦を。

目指せイル・ディーボ!

アラがたくさんありますが、プロの歌い手にない、怖いもの知らずの勢いってやつです。

2014年7月2日水曜日

マエストラの無料コンサート 

先日、雹が降った場所、「三鷹市中原」のコミニティーセンター主催の演奏会です。今年3年目だそうです。

無料で暑さを吹き飛ばしましょう!


今日のレッスンはO del mio amato benなのだ。

歌詞がイタリア語だからいいけど、意味を考えたら悲しくてとても歌えそうもない。

あ、意味を考えて歌わないと表現が不足するか、、、。

当面は歌うことに夢中で感情移入する余裕がないけど、余裕が出て来たら歌えないかも。。。

2014年6月27日金曜日

間違った音程がクセになる

7月5日に地元の公民館祭りで30分ほど演奏するので、その練習。

フォークメドレーで、バリトンが歌うメロディーにテノールが小さなオブリガートをつけるのだが、私の場合ずーーーっと音程が譜面より5度低く歌っていたことが判明。

ビートルズメドレーのオブラディオブラダも同様に、バリトンの6度上を出さなければいけないのに、バリトンに引っ張られて同じ音程になりがち。

まずい。

あと2週間なのに。。。

個人練習すると、まあなんとかなるのだが、みんなで合わせると途端に元に戻る。

クセになってる。。。

どうしよう。

本番でうまくいかなくても、協和音程なので、目立ちはしないが合唱としてどうよ?

「そこはラではなく、レですよ。」
と言われても、ピアノだったらレの鍵盤を叩けばいいし、他の楽器だってレの運指にすればいいだけだけど、歌の場合は体という楽器に運指がない。

何時でも明確にレーーーーと出せるようになったらどんなにいいだろうか。

絶対的なレのイメージって何だろう。

どんな音程だって転調すればレになってしまう私の耳はロバの耳?って秘密にするようなことではないか、、、。

問題に気がついたのだから、残る日数で修正できるよう努力するだけ!


歌詞の内容を上手に伝えるための表現やらをたくさん学んだ。

問題は、学んだことをしっかり身につけるかどうかなのだが、、、。

2014年6月15日日曜日

イタリアから帰国 

サムライはイタリアのサンベネデットデルトロントなどで3公演に出演する予定でした。

が、直前になり、サンベネのジャパンフェスタが財政上の理由で中止になるなど、公演旅行は中止になってしまいました。

さあ、いよいよイタリア公演だ!

と歌とココロの準備をしていたのに中止。

仕事の休暇申請をした人もいます。

がっかりでした。


先生はこの機会にゆっくりしたいという希望もあり、一人でも旅行に行くとのこと。

サムライメンバーで希望者がいれば一緒に行きましょう、とのことでしたが、むさいおやじと単なる演奏なしのイタリア旅行になぞ行きたいはずはないだろう。

じゃ、サムライは行くのをやめましょう。となったものの、サムライから誰も行かないなんて寂しいわー、とのメールに3名がドタキャンならぬドタ参加を表明。


無事、歌わないツアーから帰国しました。
ミラノのドゥオーモ
ローマの遺跡、バチカン、コロッセオ、シエナ、サンジミニャーノ、ピサ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ、多くのイタリアの地を我らがディーバと回ってきました。

歌の本番が無いと言うことは、緊張がなくて、それは気楽なもんです。
ライトアップされたコロッセオ
ですが、全く歌わないというのもなんとなくクリスタルストレス。

オペラのアリア付きのディナーにお客として参加しました。

が、

サムライのメンバーがテノールの歌手の歌に合わせて歌いだしてしまった(呑み過ぎだろ)。
マエストラが「あ、歌っちゃダメダメ」と口をおさえるも、テノール歌手が歌ってしまったサムライメンバーとマエストラを引っ張りだして歌うように促した。
歌の好きなシロートだと思って引っ張りだしたのだと思いますが、我らがマエストラの歌う声に歌手も周囲もビックリ、食事の手を休めて静まり返ってしまった。
そして拍手喝采。

先生、レストランの歌手の立場も考えてね(汗)。
まあ、でも引っ張りだされたんだからしょうがないよね。
いきなり引っ張りだされた我らのマエストラ
ベネチアのゴンドラでオーソレミオを歌ったが船頭はチップをくれなかった(あたりまえだろ!)。
そんでもって、行きの飛行機で暗譜練習を積んだはずのLibiamoは暗譜できていなかった(とほほ、もちろんチップはなし、って懲りないな、、、)。
♪Libiamo, libiamo, ne' lieti caliciche la bellezza infiora♪
そしてイタリアで発見したサムライ。
レストランに備えてある楊枝
いやー、イタリアではサムライブランドの楊枝があるのですね。

びっくり。

来年はリトアニアのオペラに載るぜ!

2014年6月2日月曜日

杉原千畝物語

杉原千畝をご存知でしょうか?

英断をもって6,000人のユダヤ人を救い、日本のシンドラーと呼ばれている外交官です。

彼の波瀾万丈の生涯をオペラに仕立て、2015年5月12日にリトアニアで初演されることになりました。

我サムライの指導者の新南田先生がその脚本を書いています。

この夏から本格的に初演のための準備に入るため、サムライの指導はしばらくお休みすることになりました。

ぐっすん。。。。

昨日はお休み前の最後に、ホールを借りてのサムライの特訓。

駆け足でレパートリーを歌いまくったが、なんだか寂しい、、、。



ブリュッセルのユダヤ記念館で銃乱射で四人が亡くなりました。
他民族を蔑み、自らを強く愛する過激な勢力がヨーロッパで増えていると聴きます。
アジアもそうだよね。
近年、科学技術は凄まじく発達したけど、人が人を殺す準備がなくては平和が保てないという最もプリミティブで避けなければならない問題は何も変わっていないってことだな。。。






2014年5月16日金曜日

自分たちの演奏の録音 

昨日は自分たちの演奏を稽古場で録音してみた。
MacintoshのGarageBand

BlueMicrophones USBコンデンサーマイク Yeti
MacintoshのGarageBandというソフトに、購入したばかりのBlueMicrophones USBコンデンサーマイク Yetiを使ってみた。

マックのソフトといい、このマイクといい、素晴らしい!

GrageBandの一つのトラックに一本のステレオマイクで左右ステレオで録音できる。

モノラルで録音してトラックダウンでパンニングするのと違って手軽に臨場感溢れる録音ができる(はず)。

しかも背面のスイッチを切り替えることで、ステレオ/単一指向性/双指向性/無指向性を選ぶことができる。

買ったばかりで、慣れなくて、セッティングがエイヤッパだったが、まずまずの録れ具合。

新南田先生はこの夏から初演オペラの制作に忙しくなるので、ほぼ一年ほどサムライの指導を離れることになる。

何か、録音がひとつの区切りみたいで寂しい。。。

否、そうではない。

常に新南田先生との合奏がmp3で再生できるので、いつでもどこでも新南田先生とストリートパフォーマンスできるわけなのだ。

がはは。

2014年5月8日木曜日

癒しのコンサートでした。

行ってきましたよ。

ラブラヴォーチェの「ほっとメンタルコンサート」。

午後1時から5時までの長丁場。

第一部はラブラヴォーチェ門下生(いわゆるシロート)によるオペラのアリアの発表会。

習い始めて一年未満の方から、毎年イタリアの短期スクールに参加しているプロ並みのツワモノシロートまで幅広い。

経験の浅い人は慣れないからでしょう、始めのうちは緊張している様子がありましたが、しだいに声が出てくる様子がなんとも微笑ましく、そして歌が聴き手のココロに響いてくるのです。

演奏技術も大切ですが、技術だけでない何かが音楽にはあるようです。

件の彼女は始めたばかりのピアノも演奏。

この勇気と言いますか、果敢なチャレンジ精神に脱帽。


第二部は「音楽療法体験」。
「ごんべえさんのあかちゃんがかぜひいた♪」
聴衆も一緒になって歌うのですが、歌詞の一部を抜くように指示が出たり、腰を左右に降って手をグーパーする追加指示などが出て、次第に難しくなっていくのです。
最初は簡単さ。
でも、だんだんと難しくなっていくので、なんとかやりとげようと集中し、努力する自分がいます。
力を抜いて、自然に振舞えばできちゃったりすることが妙に嬉しい。
単純なことですが、音楽ができる喜びを改めて実感。

そして「自画自賛コーナー」。
小さなことでもいいから、何か自分が自慢できることを言います。
ex.「音楽1だったのに、ごんべえさんを指示どおりに歌えた!」
すると、みんなが「すごーーーい!」
と褒めちぎるのです。
一見、他愛のないお遊戯のようですが、ストレスコーピング(困難の対処法)法として、自らを抑圧する傾向の強い人には、ココロを開放する手段として大変有効だと思いました。

第三部はプロの音楽家達(ソプラノ、テノール、バリトン、トロンボーン、ピアノ、ダンス)の演奏。
曲毎に前説付きなので、よく知らない曲でも一瞬で造詣が深くなる。
ショパンの幻想即興曲の構成と意味、そりゃ、事前にWikiなどで調べていればいいのでしょうが、なかなかやりませんよね凡人は。
過去の癒しがたい悲しみを嘆きながらも、次第に明日に向かって光を見いだす情景を目に浮かべることができて感動一入。

ラブラヴォーチェの代表は、子供の頃はいじめに、そして父親が倒産、親の介護、自らの大病、友人の自死といった並々ならぬ体験を通し、心理学を勉強し音楽を通してココロの健康を人々に届けようという想いで活動しています。

そのせいでしょう、門下生はじめ周囲の人達はメンタルで気付きを持っています。
明るく前向きで優しい言葉と才能あふれる音楽を発するみなさんは、よく観ると天使のようです。

人々が皆、こういう優しい気持ちを持ったなら戦争など起きないだろうにね。

2014年5月5日月曜日

ほっとメンタルコンサート

明日は我らがサムライの指導者であり、サムライメンバー憧れのディーバ新南田先生率いる門下生の発表会とプロのコンサートとストレス解消法がセットメニューになった風変わりなコンサート。


無料ですし、GWは混雑を避けてホッと暖まるコンサートで疲れたココロを癒しましょう。

Concertの語源はラテン語で con+cernere 「一緒に素材を篩(ふるい)にかけ集める」。

え?私やサムライは出ないのかって?

ちと篩の目が粗いもので、、、。

2014年4月12日土曜日

Shining Eyes ベンジャミン・ザンダーに学ぶ

先月、某企業のイベントでサムライは本番演奏に臨みました。

諸事情により、十分な練習期間があったとは言えませんでした。

その前の本番では、心残りなことが多く、同じ失敗を繰り返したくありません。

短い練習期間にもかかわらず、メンバーはそれなりに努力しました。

新南田先生からは、「遅れないで。まわりに合わせたらダメ。ピアノと一緒にソリストのつもりで、むしろピアノをリードするつもりで歌って。この曲で伝えたいイメージは何?感情のワナワナする気持ちを発声に活かして。1,000人の聴衆には5,000人のパワーで立ち向かうつもりでテンションを上げて。」などなど、、、。

そして本番当日の練習では、「今までで一番いい演奏でしたよ。そのパワーを本番に持って行きましょう。」

本番会場の控え室でも、「軽く発声練習しましょう。燕尾服に着替えてビシッと決めましょう。そして、このテンションをキープしましょうね。」

つまり、この期に及んで細かいことは言いません。

テンションを上げて、メンバーの目が輝くことにだけ注視していました。

ボストン・フィルのベンジャミン・ザンダーのプレゼンが面白い。
指揮者が演奏者の目を輝かせることが成功の秘訣なのです。

人は何に依ってその人の持つ力を十分に発揮できるのか。

ミスをすると手痛いしっぺ返しが待っているというような、減点法によるマネジメントにも一定の成果はあるでしょう。

ビジネスマネジメントも同様でエンパワーメントこそが、個人の持てる能力を気持ちよく発揮させるのですね。

そしてベンジャミンはアウシュビッツを例に、貴重な人生訓を述べています。

アウシュビッツに収容された15歳の少女には8歳の弟がいました。
収容所に行く列車の中で、靴を失くした弟にむかって、
「靴を失くすなんて、なんてバカなの!」
と、姉として叱ったそうですが、それが弟に向かって言った最後の言葉になってしまったそうです。
後に収容所を出た彼女は誓いを立てたそうです。
「それが最後の言葉になったら困るような発言は二度としないこと。」

私たちにそれができるでしょうか?

難しいことですが、そういうことを目指さなければなりません。

家族など、親しい人には、悪気は無くとも、ついぞんざいな口をきいてしまいがちです。
ある日突然、その言葉が最後となって後悔するようなことは、避ける心配りが望ましいですね。

旧いマネジメントで、キツく言い聞かせるだけのパワハラまがいの指導だったらどうでしょう。

目は輝かないばかりか、投げつけた人格を否定するような言葉が最後の言葉になってしまったら、、、愛情の裏返しと言えども後味の悪いこと、こみ上げる胃液のごとしではなかろうか。

2014年4月10日木曜日

サムライの男性コーチによる演奏会の告知

今日は東先生のレッスンで、6月に行うイタリア公演で歌うOsignore, dal tetto natioを主にトレーニング。

イタリア語の歌詞を音符に嵌め込むことが難しいのだが、先生が細かく部品を分解するように音節を分けて丁寧に説明してくれたので、どうにか格好がついてきた。

こういう風にできなかったことができてくるのはいくつになっても面白いものだ。
忘れないうちに反復練習しないとね。

そして東先生のオペラ情報。

さらに荻島先生のデュオ・コンサート

2014年3月20日木曜日

テンションを上げるということ

昨日は本番。

朝から稽古場で最後のアガキ仕上げ。

サムライメンバーだけで集まるつもりでいましたが、急遽新南田先生が駆けつけてくれた。

・お客さんに歌で想いを伝えるには、思い切りテンションを上げて臨まないと伝わりませんよ。

・曲に対するイメージを表現することに夢中になれば、聴衆が何千人いてもアガルことはありませんよ。

・常に背中を入れて、響かせることを忘れないでね。

・日本語の平べったい発音にならないでね。

・まわりに合わせて遅れないようにね。

いつも言われていることですが最後の諸注意はだいたいそんなところでした。

一通り通して、ダメだしもなく、いい出来上がりになっている。
「よし、行こう!」メンバー全員のテンションが上がった。

人は不思議なもので、テンションが上がっている状態は一種の躁状態で、今ならなんでもできる、どんなステージでも過渡な緊張なく最大のパフォーマンスを発揮できる自信に満ち溢れてくる。

「テンションを上げる」とは、こういう事なんだね。

言葉で教えてもらっても、テンションを上げる状態を想像することしかできませんでしたが、実際に練習を積み重ね、本番までみんなで力を合わせて創り上げてきたことで、この一種のトランス状態を体験できました。

音楽だけでなく、何事においても、この「テンションを上げる」ことができれば、エネルギッシュに物事に取り組めるのではないだろうか。

例えば、このエネルギーがあれば、どんな女性でも口説き落とせる、かどうかはわかりませんが、少なくとも口説き落とすために最大のパフォーマンスを発揮するでしょう。
すると、その想いは否が応でも伝わるので、成功の確率は確実に上がるはず。ってそっちですか。。。。

異性を口説くだけでなく、何かを売るであるとか、仕事上他部署やパートナー企業を説得する際の熱意だってそうだよね。

人生を如何にポジティブに生きるか。

サムライにいると、音楽だけでなく多くを学べるのだ。
本番直前 さあ、行くぜー!
本番が終わって。何かを成し遂げた充足感漂う?


2014年3月18日火曜日

カラオケで普通に歌ってはいけない

サムライの本番前最後の個人レッスンを受けてきました。

この期に及んでたまに歌詞を間違える情けない自分だ。
だが、本番は集中するから歌詞の問題はクリアできると思う。

私の前の生徒さんAさんのレッスンが長引いていて、暫く控え室で聴いていました。

プロのオペラ歌手みたいなAさんの歌が部屋の壁を抜けて聴こえてくる。

これだけ歌えるのにまだ習うことがあるのだろうか、と思えるような光景をこれまで何度も目にして来た。

レッスンを終えたAさんと先生を交えしばし歓談。

オペラ歌手のように歌うAさんはレッスンを受けるようになってから五年半ほどとのこと。

びっくり。

五年でそこまで行きますか、、、。

ところが、Aさん曰く、やっと響かせる歌い方を覚えたと思っても、油断すると普通の歌い方(レッスンを受ける前の合唱やカラオケなどで歌う感じ)に戻ってしまうのだそうだ。

なるほど、なんとなく言わんとすることがわかるかも。

前に歌わずに背中を入れて、縦に響かせて頭蓋骨の真ん中から声が出るように歌うこと。

という難解な指示も、何度も言われてやっといくらか掴めたような気がするが、油断するとつい響きが落ちてしまうもの。

カラオケに行ってもいいのですが、以前の歌い方で歌わない事。

そしてできれば普段の会話から外国語のように体に響かせて話すクセをつけるといいそうです。

何気取った話し方してんだよー。

と言われそうですけど。。。

2014年3月14日金曜日

ピアノに遅れないこと!

来週の某企業でのイベントで一時間ほど歌う本番が迫る中、昨日は本番前最後の練習日。

今なを残る課題は時折遅れることだな。(練習時間に遅れるて来るってことじゃなくてね、、、)

指導者はピアノを弾きながら時折大きな声で「遅れないで!」と注意する。

歌うべきところを情緒たっぷりに歌うと、歌いだしの発声が遅れたり、伸ばすところを譜面より長くしたりすることはよくあること。

いわゆるテンポルバートってやつかな。

意図的にそうして、すぐにテンポを戻せればいいんだけど、遅れだすとどうにも止まらない感じはいかにもまずい。

周りの歌に合わせようとしてはいけない。どんどん遅くなる。

そしてピアノの音を聴いてから発声するのもダメダメ。

ピアノとアンサンブルするつもりで、いや寧ろ、自分がピアノをリードする感じで自信を持って歌うことしかなさそうだ。

正直に言って歌にそれほど自信などあるわけない。

だが、これまでたくさん練習してきたのだ。

技術は拙くとも想いの丈を出し切る自信はあるのだ。

そして聴衆のマインドセットを変えるつもりで、自信を持って本番に臨むのだ!

2014年3月7日金曜日

本番でくしゃみが出そうになったら

昨日は久しぶりに東先生によるレッスン。

春と言う陽気は生命の躍動感を感じると同時に花粉舞う季節。

おいらは抗ヒスタミン剤で症状を止めているものの、大量に杉花粉を吸った後はクシャンクシャンが止まらない。

サムライを指導する先生方に本番で嚔が出そうになったときの対処法について聞いてみた。

新南田先生は本番では役になりきるせいか、嚔が出そうになったことはないとのこと。

東先生も同じでした。

プロの根性恐るべし!

ただし、東先生は合唱の本番で他の人が歌詞の一番と二番をごちゃませにして「♪森の浜辺のーー♪」と歌ったのを聴いて、笑いを堪えるのに必死で歌えなかった経験があるとのことでした。

で、嚔が出そうになったらどうしたらいいのでしょうか?

そりゃ、もう出すっきゃないでしょう。

え?

ほんまかいな??

でもまあ、出物腫れ物ってやつですからね。

そんな時は明るく笑ってウケておしまいとしよう。

一瞬のことですから。

シャンシャン♪

2014年2月27日木曜日

感情のワナワナをエネルギーに

本番まであと三週間。

いいかげん、暗譜して臨まないとまずいっしょ。

バリトンのアキラちゃんは家族でスキーのため欠席。

本番が近いのに練習さぼって遊びに行くってどうよ。

と言いたいところだが、家族サービス優先ってことですね。

わざわざスキー場に行かなくても、近隣に雪がゴロゴロしてるんだけどね。

今頃温泉につかってヨッパだろうなあ。。。

ま、いっか。


歌詞に込められた感情のワナワナする感じをエネルギーにして歌うこと。

pでも響かせる発生で臨む事。

常に後ろに引っ張る歌い方を心がけないと音程が下がるので気をつける事。

次回の練習までには最低でも県外暗譜しておかないとまずい。


2014年2月24日月曜日

奇麗なラブラヴォーチェオフィスで特訓

明るく奇麗なラブラヴォーチェのオフィスで4時間の特訓。

バスパートが2名、暫くの間休団するので編成を変更。
テノールが一部のバスパートを歌うことになってしまい、音取りが大変。

12月14日に銀座でディナーショーをやることになりました。

乞うご期待!

2014年2月6日木曜日

犯罪者になることをも恐れない

3月の本番演奏に向けて気合いの入った練習でした。

3cm前に出して歌うこと。

体を弾ませて伴奏を引っ張って行く感じ。伴奏に合わせて歌うのはカラオケ。
我々はカラオケでなないのだ。

発声は縦に響かせて、遅れない事。遅れると空気が淀むし、だらしない。

失恋の歌でも背中は入れっぱなしで歌うこと。
明るい歌との違いは息を引っ張る距離が短くなる事。

♪せーめーてー、もういちどー、、、♪ ここからはストーカーになったつもりで歌う事。
歌の世界では犯罪者になってもいいのだ。
それくらい思いの丈をぶつけないと、聴き手に伝わらない。
ただし、想いを出すからと言って、遅れる事だけは許されない。

本番では会場の空気に左右されないこと。
仮に観客が暗い雰囲気だったとしても、我々のパワーでその暗い雰囲気を吹き飛ばすんだという気概を持って臨むこと。
2,000人のオーディエンスには5,000人のパワーで向かうこと。サムライは9人だけど、、、。

うーん、今日も気合いの入った指導に一同すっかり熱くなりました。

ハーモニーやリズムの注意事項は一切ないもんね。
既に完璧なのかな?
そんなことはないと思うが、それより大事なこともあるってことよ。

ね。



2014年1月24日金曜日

ルクセンブルク伯爵マインドで行こう!

サムライの指導をしてくださっている新南田ゆり先生がヒロイン、アンジェール役を努める「ルクセンブルク伯爵」をサムライのメンバーと観て大変大きな勇気をもらってきました。

座席はなんと一番前中央のかぶりつき。

新南田先生と目が合うかなあ、、、などと思っておりましたが、そういう感じはありませんでした。
そう、先生はすっかり舞台で役に成り切っているのです。
死者の霊に取り憑かれたイタコのように。(って例えが悪いな、、、)
舞台で役に成り切るということは、恐らく客席など目に入らないのだと思います。
そんな感じがしました、うん、きっとそうだ。
役に成り切って想いの丈を出し切る、そのことに夢中になれば数千人のホールだろうがなんだろうが緊張であがることはない、と、かつてレッスンで言っていましたもの。
これがおいらだったら、お、あいつ来てるな、と知人客に笑顔でサインを送ったかもしれません。
芸術と学芸会の境界線はこんなところにあるのかもしれません。(他にもたくさんあるだろってツッコミはなしでお願いします)

物語はシンプル、そしてハッピーエンド。

なんだか吉本新喜劇みたい。

悲劇的オペラは観ることが辛くて、その後の消耗感に耐えられないことがありますが、こういう少々バカバカしいくらいの筋書きと笑いを誘う場面が多い演劇は実に楽しくてココロの栄養になる。

あらましについては、よく書かれているブログを発見。 こちら。

「老いらくの恋」は我々サムライの持ち歌なのですが、全体を通してみる事で、なるほどこういうシチュエーションだったのねと改めて感慨一入。

サムライが本番で歌う時も、「♪オーイラクノコイハメロメロデー、、、、、、♪」歌が終われど、伴奏が再開され、ボックスステップとサイドキックのダンス付きフレーズを何度も何度も繰り返し、みんな本当にヘトヘトになるのですが、プロは演技でヘトヘトになっているように見えました。
だって、息が上がっていないんだもの。
サムライは息が切れたものね。
プロの根性を観た。
と言うか、サムライが運動不足なのだな、、、。

ルクセンブルク伯爵(ルネ)はルクセンブルク公国の伯爵であるにもかかわらず、ボヘミアンであろうと何であろうと、愉快な仲間と分け隔てなくパーティーで楽しむ。
「カーニバルの夜出会った男女は結ばれる、僕は貴女に恋をした。」の類いの現実にはありえないようなセリフが自然にポンポン出てくる。
そして財産を使い果たし、ホテル代未払いで追い出されることになろうとも、それがどうした、ルクセンブルク家とは代々そういうものよ、と悪びれる様子もない。

恋愛なぞ消耗するから面倒だなあ、などと言っているようではいけない。
失恋したら落ち込むけど、また新しい恋が待っているのさ。そんなセリフなかったけど、たぶんそういう男よルネって奴は。
ルネを見習おうではないか。

って、女たらしの勧めをするつもりはありません。

お金は天下の回りもの。あるだけ使っちゃえばいいのだ。
でも、ホテルを追い出されたら彼はどうやって生活するんだろう、、、。

そうか、何の臆面もなくボヘミアンと一緒にジプシーになるんだろうな。

よっしゃ、本当にいざとなればホームレスとして生活すればいいんだ。
自分の気持ちに素直になって人生を楽しもうじゃないか。

日常のウツウツとした気分を一気に吹き飛ばしてくれる舞台に大きな勇気をもらいました。

ここでもらった勇気をサムライの歌に活かしたいです。(ってなんだか柄にも無く真面目な締めくくりだ)

つまり、オペラっぽくかっこつけて歌うだとか、音程やリズムが崩れることを怖れて感情を出し切らないとか、世間体や体面を気にした服装を心がけるだとか、一流大学を出て一流企業の重役コースでないと家柄に相応しくないだとか、古い国産車でゴルフに行くのは恥ずかしいだとか、連れて歩く彼女がとびっきりの美人でないとみっともないだとか、高級腕時計を所有していないので情けないだとか、年に一度の外食でしゃぶしゃぶを食べに行くのに一番安い「梅」を注文するのはみっともないだとか、過去の失敗にいつまでもクヨクヨしているだとか、いやな奴がいるので会社や学校に行きたくないだとか、常に一番でないと気が済まないだとか、絶対に期日までに何かを仕上げなければならないだとか、、、、

そういう全てのコダワリを捨て町に出よう。

2014年1月16日木曜日

声のシンキロウ

荻島先生によるレッスンでした。

前回のレッスンで東先生が個人指導で発声を重点的にトレーニングした流れと、今日の参加者は欠席が多く4名の参加だったこともあり、今回も発声練習に趣を置いた練習でした。

声楽の教師の言うことは、喉の筒から下に向けて声を出せだとか、後頭部を後ろにひっぱるようにしろだとか、声を前に出してはいけないだとか、何をいっているのかわからないことが多いが、そういうものなのだそうです。

mpでEのロングトーンを発声し、ピアノがカデンツァを弾きます。
ピアノの音に引っ張られて発声が揺れてはいけない。
そして、ピアノの音の変化と自分の音の和音を聴く事。

おや?

誰かオクターブ上を歌っていますか?

四人とも基音ですね。

ピタッとピッチが合うと、倍音が聴こえることがあるそうです。

発声している我々にはなかなか聞き取りにくいのですが、よく聴くと確かにオクターブ上の声が幽霊のように響いています。

なんだかうまくなったみたいで嬉しいではないか。

ところがギッチョン。ビートルズを歌うと、音は間違えるは、リズムに英語がうまくはまらないは、、、。

でも、今日は発声練習がとても充実した感じで幸せな練習でした。

イタリア公演まであと五ヶ月。3月にはイベント演奏もあるのだ。

がんばって精進せねば。