2014年6月27日金曜日

間違った音程がクセになる

7月5日に地元の公民館祭りで30分ほど演奏するので、その練習。

フォークメドレーで、バリトンが歌うメロディーにテノールが小さなオブリガートをつけるのだが、私の場合ずーーーっと音程が譜面より5度低く歌っていたことが判明。

ビートルズメドレーのオブラディオブラダも同様に、バリトンの6度上を出さなければいけないのに、バリトンに引っ張られて同じ音程になりがち。

まずい。

あと2週間なのに。。。

個人練習すると、まあなんとかなるのだが、みんなで合わせると途端に元に戻る。

クセになってる。。。

どうしよう。

本番でうまくいかなくても、協和音程なので、目立ちはしないが合唱としてどうよ?

「そこはラではなく、レですよ。」
と言われても、ピアノだったらレの鍵盤を叩けばいいし、他の楽器だってレの運指にすればいいだけだけど、歌の場合は体という楽器に運指がない。

何時でも明確にレーーーーと出せるようになったらどんなにいいだろうか。

絶対的なレのイメージって何だろう。

どんな音程だって転調すればレになってしまう私の耳はロバの耳?って秘密にするようなことではないか、、、。

問題に気がついたのだから、残る日数で修正できるよう努力するだけ!


歌詞の内容を上手に伝えるための表現やらをたくさん学んだ。

問題は、学んだことをしっかり身につけるかどうかなのだが、、、。

2014年6月15日日曜日

イタリアから帰国 

サムライはイタリアのサンベネデットデルトロントなどで3公演に出演する予定でした。

が、直前になり、サンベネのジャパンフェスタが財政上の理由で中止になるなど、公演旅行は中止になってしまいました。

さあ、いよいよイタリア公演だ!

と歌とココロの準備をしていたのに中止。

仕事の休暇申請をした人もいます。

がっかりでした。


先生はこの機会にゆっくりしたいという希望もあり、一人でも旅行に行くとのこと。

サムライメンバーで希望者がいれば一緒に行きましょう、とのことでしたが、むさいおやじと単なる演奏なしのイタリア旅行になぞ行きたいはずはないだろう。

じゃ、サムライは行くのをやめましょう。となったものの、サムライから誰も行かないなんて寂しいわー、とのメールに3名がドタキャンならぬドタ参加を表明。


無事、歌わないツアーから帰国しました。
ミラノのドゥオーモ
ローマの遺跡、バチカン、コロッセオ、シエナ、サンジミニャーノ、ピサ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ、多くのイタリアの地を我らがディーバと回ってきました。

歌の本番が無いと言うことは、緊張がなくて、それは気楽なもんです。
ライトアップされたコロッセオ
ですが、全く歌わないというのもなんとなくクリスタルストレス。

オペラのアリア付きのディナーにお客として参加しました。

が、

サムライのメンバーがテノールの歌手の歌に合わせて歌いだしてしまった(呑み過ぎだろ)。
マエストラが「あ、歌っちゃダメダメ」と口をおさえるも、テノール歌手が歌ってしまったサムライメンバーとマエストラを引っ張りだして歌うように促した。
歌の好きなシロートだと思って引っ張りだしたのだと思いますが、我らがマエストラの歌う声に歌手も周囲もビックリ、食事の手を休めて静まり返ってしまった。
そして拍手喝采。

先生、レストランの歌手の立場も考えてね(汗)。
まあ、でも引っ張りだされたんだからしょうがないよね。
いきなり引っ張りだされた我らのマエストラ
ベネチアのゴンドラでオーソレミオを歌ったが船頭はチップをくれなかった(あたりまえだろ!)。
そんでもって、行きの飛行機で暗譜練習を積んだはずのLibiamoは暗譜できていなかった(とほほ、もちろんチップはなし、って懲りないな、、、)。
♪Libiamo, libiamo, ne' lieti caliciche la bellezza infiora♪
そしてイタリアで発見したサムライ。
レストランに備えてある楊枝
いやー、イタリアではサムライブランドの楊枝があるのですね。

びっくり。

来年はリトアニアのオペラに載るぜ!

2014年6月2日月曜日

杉原千畝物語

杉原千畝をご存知でしょうか?

英断をもって6,000人のユダヤ人を救い、日本のシンドラーと呼ばれている外交官です。

彼の波瀾万丈の生涯をオペラに仕立て、2015年5月12日にリトアニアで初演されることになりました。

我サムライの指導者の新南田先生がその脚本を書いています。

この夏から本格的に初演のための準備に入るため、サムライの指導はしばらくお休みすることになりました。

ぐっすん。。。。

昨日はお休み前の最後に、ホールを借りてのサムライの特訓。

駆け足でレパートリーを歌いまくったが、なんだか寂しい、、、。



ブリュッセルのユダヤ記念館で銃乱射で四人が亡くなりました。
他民族を蔑み、自らを強く愛する過激な勢力がヨーロッパで増えていると聴きます。
アジアもそうだよね。
近年、科学技術は凄まじく発達したけど、人が人を殺す準備がなくては平和が保てないという最もプリミティブで避けなければならない問題は何も変わっていないってことだな。。。