2014年3月20日木曜日

テンションを上げるということ

昨日は本番。

朝から稽古場で最後のアガキ仕上げ。

サムライメンバーだけで集まるつもりでいましたが、急遽新南田先生が駆けつけてくれた。

・お客さんに歌で想いを伝えるには、思い切りテンションを上げて臨まないと伝わりませんよ。

・曲に対するイメージを表現することに夢中になれば、聴衆が何千人いてもアガルことはありませんよ。

・常に背中を入れて、響かせることを忘れないでね。

・日本語の平べったい発音にならないでね。

・まわりに合わせて遅れないようにね。

いつも言われていることですが最後の諸注意はだいたいそんなところでした。

一通り通して、ダメだしもなく、いい出来上がりになっている。
「よし、行こう!」メンバー全員のテンションが上がった。

人は不思議なもので、テンションが上がっている状態は一種の躁状態で、今ならなんでもできる、どんなステージでも過渡な緊張なく最大のパフォーマンスを発揮できる自信に満ち溢れてくる。

「テンションを上げる」とは、こういう事なんだね。

言葉で教えてもらっても、テンションを上げる状態を想像することしかできませんでしたが、実際に練習を積み重ね、本番までみんなで力を合わせて創り上げてきたことで、この一種のトランス状態を体験できました。

音楽だけでなく、何事においても、この「テンションを上げる」ことができれば、エネルギッシュに物事に取り組めるのではないだろうか。

例えば、このエネルギーがあれば、どんな女性でも口説き落とせる、かどうかはわかりませんが、少なくとも口説き落とすために最大のパフォーマンスを発揮するでしょう。
すると、その想いは否が応でも伝わるので、成功の確率は確実に上がるはず。ってそっちですか。。。。

異性を口説くだけでなく、何かを売るであるとか、仕事上他部署やパートナー企業を説得する際の熱意だってそうだよね。

人生を如何にポジティブに生きるか。

サムライにいると、音楽だけでなく多くを学べるのだ。
本番直前 さあ、行くぜー!
本番が終わって。何かを成し遂げた充足感漂う?


2014年3月18日火曜日

カラオケで普通に歌ってはいけない

サムライの本番前最後の個人レッスンを受けてきました。

この期に及んでたまに歌詞を間違える情けない自分だ。
だが、本番は集中するから歌詞の問題はクリアできると思う。

私の前の生徒さんAさんのレッスンが長引いていて、暫く控え室で聴いていました。

プロのオペラ歌手みたいなAさんの歌が部屋の壁を抜けて聴こえてくる。

これだけ歌えるのにまだ習うことがあるのだろうか、と思えるような光景をこれまで何度も目にして来た。

レッスンを終えたAさんと先生を交えしばし歓談。

オペラ歌手のように歌うAさんはレッスンを受けるようになってから五年半ほどとのこと。

びっくり。

五年でそこまで行きますか、、、。

ところが、Aさん曰く、やっと響かせる歌い方を覚えたと思っても、油断すると普通の歌い方(レッスンを受ける前の合唱やカラオケなどで歌う感じ)に戻ってしまうのだそうだ。

なるほど、なんとなく言わんとすることがわかるかも。

前に歌わずに背中を入れて、縦に響かせて頭蓋骨の真ん中から声が出るように歌うこと。

という難解な指示も、何度も言われてやっといくらか掴めたような気がするが、油断するとつい響きが落ちてしまうもの。

カラオケに行ってもいいのですが、以前の歌い方で歌わない事。

そしてできれば普段の会話から外国語のように体に響かせて話すクセをつけるといいそうです。

何気取った話し方してんだよー。

と言われそうですけど。。。

2014年3月14日金曜日

ピアノに遅れないこと!

来週の某企業でのイベントで一時間ほど歌う本番が迫る中、昨日は本番前最後の練習日。

今なを残る課題は時折遅れることだな。(練習時間に遅れるて来るってことじゃなくてね、、、)

指導者はピアノを弾きながら時折大きな声で「遅れないで!」と注意する。

歌うべきところを情緒たっぷりに歌うと、歌いだしの発声が遅れたり、伸ばすところを譜面より長くしたりすることはよくあること。

いわゆるテンポルバートってやつかな。

意図的にそうして、すぐにテンポを戻せればいいんだけど、遅れだすとどうにも止まらない感じはいかにもまずい。

周りの歌に合わせようとしてはいけない。どんどん遅くなる。

そしてピアノの音を聴いてから発声するのもダメダメ。

ピアノとアンサンブルするつもりで、いや寧ろ、自分がピアノをリードする感じで自信を持って歌うことしかなさそうだ。

正直に言って歌にそれほど自信などあるわけない。

だが、これまでたくさん練習してきたのだ。

技術は拙くとも想いの丈を出し切る自信はあるのだ。

そして聴衆のマインドセットを変えるつもりで、自信を持って本番に臨むのだ!

2014年3月7日金曜日

本番でくしゃみが出そうになったら

昨日は久しぶりに東先生によるレッスン。

春と言う陽気は生命の躍動感を感じると同時に花粉舞う季節。

おいらは抗ヒスタミン剤で症状を止めているものの、大量に杉花粉を吸った後はクシャンクシャンが止まらない。

サムライを指導する先生方に本番で嚔が出そうになったときの対処法について聞いてみた。

新南田先生は本番では役になりきるせいか、嚔が出そうになったことはないとのこと。

東先生も同じでした。

プロの根性恐るべし!

ただし、東先生は合唱の本番で他の人が歌詞の一番と二番をごちゃませにして「♪森の浜辺のーー♪」と歌ったのを聴いて、笑いを堪えるのに必死で歌えなかった経験があるとのことでした。

で、嚔が出そうになったらどうしたらいいのでしょうか?

そりゃ、もう出すっきゃないでしょう。

え?

ほんまかいな??

でもまあ、出物腫れ物ってやつですからね。

そんな時は明るく笑ってウケておしまいとしよう。

一瞬のことですから。

シャンシャン♪