2014年8月29日金曜日

「演ずる」とは

数ヶ月後の本番演奏がいくつか決まったのに、期日までに仕上がるだろうかと不安になるような前回の稽古でしたが、昨日は案外バッチリ揃ったので嬉しい。

♪バぁラが咲いた〜♪ 

バラを頭の中にイメージして歌った時と、安易に流れで歌った時と違うんだね。

どこがどう違うのだろうか。

機会があったら、指揮者のポジションでじっくり聴いてみたいもんだ。

先生がその違いをしっかり把握して、イメージするように指導すると、ずいぶん変わるらしい。(らしい、と言うのは自分ではどうもよくわからないまま、言われた通りイメージするよう努力することに夢中だからね)

音程だとか、ダイナミクスだとか、発音の仕方だとか、あらゆる音楽的技術的諸注意事項に気を取られると、つい対象をイメージするだとか、気持ちを込めるだとかいう情緒的注意事項を忘れてしまう。

先生曰く、情感豊かに聴こえるようにする技術ってもんがあるそうです。

まずは情感を込めて歌うことで、そのように聴かせることができるそうですが、そのように聴こえる技術を修得するといいのだそうです。

技術を知らずに只管想いだけを込めて歌うとどういうことになるか。

そうです。

場末のスナックのヨッパライカラオケおやじになるのです。

冷静と情熱の間で俯瞰しながら自分の演奏を聴く自分が必要なのです。

演じるとはそういうことのようです。

シロートにはなかなか難しいなあ。。。

そんでも、そういうことを考えながらいろいろ試すって楽しいじゃないか。

12月にはプロに混ざって「演ずる」のだ。

くーーー、ワクワクするなあ!

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