2013年8月12日月曜日

新南田先生の個人レッスンに初挑戦

エアコンで咽喉を痛めてキャンセルしたままだった歌の個人レッスンに行ってきました。

5分前に行ったら、先に来ていた生徒さんのレッスンを隣の部屋で聴くことに。

ものすごく上手な生徒さんで、まるで先生が二人いるみたい。

やばいなあ。おいらの番になったら、この生徒さんにおいらのへっぽこが聴こえるのかああ。

なにか場違いなところに来てしまったような感覚。
だって、おいらみたいなのが、本格的な大先生の声楽のレッスンに普通は来ないっしょ。

先に来ていた生徒さんは、終わったらすぐに帰られました。

ふう、よかった。。。

さていよいよおいらの番です。

もう来ちゃった以上やるっきゃない。

一所懸命歌えばいいのだ。と、自分に言い聞かせて。

以前から、声は前に出さないで、後ろに引っ張られるように出して、などとわけのわからないことを言われてなんとなくそのつもりで歌っていたのでしたが、今日はそこんとこヨロシクとばかりに、詳しく教えてもらいました。
日本語の会話は主に咽喉の声帯から口にかけて発せられますが、欧米系の言語は鼻腔に響かせることが多いのだそうです。
で、普段使っていない声帯から鼻腔へ抜けるように歌うと、長く歌っても疲れないそうです。

★息の量を多く
★鼻の通りを良くする
★腰を入れる

頭に冠ったヘルメットが内側から後方に引っ張られる感じで歌うこと。

先生がはじめ口先だけで歌いながら、徐々にこの方法に変えて行くと、ものすごい声量が部屋中に響いて、本当に驚きます。

もう、他の生徒さんもいないことだし、恥も外聞もなく、思い切り真似をしてみました。

やってみるもんですね。
100%掴みきれませんが、概ね感じを掴む事ができました。

外国語のレッスンで日本人が他国の生徒に遅れをとる最大の原因は「間違えたら恥ずかしい」と感じることです。そこへ行くとアジア圏の生徒なぞは、おかまい無しに必死で話すことで外国語を修得していきます。

おんなしことよ!

そして、自分でも驚くほど大きな声で歌えました。

自分にこんなに大きな声量があったなんて気がつかなかった。

「そうです!いいですよー、そしてとても奇麗な声がでていますよ。素晴らしいです、初回でここまで進む人はそんなにいませんよ。」

普段褒められることがないだけに、とても嬉しいレッスンでした。

表現だとか、難しいことは後回しでとりあえず発声のコツを教えてもらいました。

今日聴いた事は、これまでも稽古でお話されていたことですが、一回や二回聴いただけで、そのとおりになんかできないもの。

個人レッスンは、私だけのために大先生がしっかり時間を取って教えてくれるわけですから、コツを掴みやすいです。

そして普段から鼻にかかった話し方(きどった感じに聴こえますので要注意ですが)をする練習をするといいそうです。

まてよ?瀬川瑛子って普段から鼻にかかった話し方していませんか?
瀬川瑛子の話し方をモノマネしてみるのっていい練習にならないだろうか?
次回のレッスンではそのあたりも確認してみーよおっと。

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