2013年10月31日木曜日

発声練習と実際の歌詞を歌うことの違い 

発声練習だと頭蓋骨に響く声が出し易いです。

そして息も長く持ちます。

歌を歌うようになってから日が浅い私でも、プロの丁寧な指導で響きを実感することができるようになりました。

ところが実際の歌詞で歌うとなると、とたんに響きにくく息が足りなくなります。

昨日、個人レッスンでそのあたりを相談してみました。

すると、一般的にそういうものなのだそうです。

なんだ、みんなそうなんだ、、、。

普段から「みんなと一緒」という価値観が嫌いで苦手なのですが、こういう場合は安心しますのでこの価値観のいいところは取り入れましょう。
日本語の発声は子音を中心に口から前に発音される傾向にあるのだそうです。

「こんにちは」は響きませんが、「Buongiorno」は明らかに鼻に抜けて響きます。

普段から鼻にかけた話し方をするクセをつけたら効果があるかも。
でもなんか気取ったヤナ奴に成り下がりそうですけど。

試しに母音だけで歌ってみました。

このまちをあるくときー、 → おおあいおあううおいー
こころ はずむ      → おおお あうう

はじめてあったときにー  → あいええあああおいいー
なぜかあなたにひかれー  → あえああああいいあえー

うそみたいに息が持ちます。そして声が響きます。

子音を入れると、途端に息が持ちません。

母音99%に対して子音は1%くらいのつもりで、子音を極短く、目の前の空気を掘るように(これは文章で表現不可能)発声するやいなや、すぐに母音を響かせるようにするといいです。(滑舌よく聴かせるために、子音をはっきり発音するように指導する先生も多いそうです。)

自分の歌の問題点、困っている事を具体的に相談してみたら、とてもわかりやすく解説してもらえて、しかも自ら体験できたことは大きな喜びです。

いいな、いいな、歌っていいな♪

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